2019年8月31日土曜日

8月29日 若手素浄瑠璃の会

「袖萩祭文」
小住と賛助出演の錦糸。
的確な運びの三味線に導かれ、小住が健闘した。袖萩のクドキなんかはまだまだのところもあるが、貞任、宗任は力強く、キレがいい。三味線に負けじと、緊迫した雰囲気。汗が大量に滴るのを拭かずにいるのではらはらした。

「すし屋の段」
希・清丈。
希は大きな破綻はなかったが、全体的に少し物足りない。高音が苦しそうだったのも気になった。三味線は決して下手ではないのだが、錦糸の後に聞くと分が悪い。

0 件のコメント: