2018年4月24日火曜日

0422 春狂言 14時の部

「蝸牛」
七五三の山伏、童司の主、あきらの太郎冠者。童司が千之丞襲名を発表して初めての舞台。だからというわけでもないのだが、童司の若さ、七五三、あきらのシニア世代の熟達ぶりとの差を感じた。七五三の山伏の茶目っ気、あきらの太郎冠者の人を食ったような様子が面白い。

「空腕」
宗彦の太郎冠者、松本薫の主。
わあわあした芝居で、ほとんど太郎冠者の一人芝居のよう。

「千切木」
千五郎、茂の夫婦に、千作の当屋、逸平の太郎冠者、近所の者は丸石、島田、増田、井口。人数が多く、賑やか。女房が夫をけしかけるとき、「千作は息子たちの言うことをちっとも聞かない」とか、「丸石は童司の千之丞襲名を妬んでる」とかのアドリブが会場を沸かせる。千五郎は棒を持って倒れるとき、派手な音を立てるのにビクリとした。アクションも派手だ。

0 件のコメント: