2018年4月21日土曜日

0420 ITOプロジェクト「高岡親王航海記」

天野天街の脚本・演出による糸操り人形芝居。 冒頭、打ち捨てられたように舞台上に横たわる人形に天井から糸が下りてきた操り糸がくっつくいて動き出す。操り人形に命が吹き込まれるような演出。 天野天街らしいセリフや、チャンネルを変えるようにブツリと音が途切れての場面転換で時空が行き来する。映像を駆使した演出やドラマチックな音楽が効果的で、人形劇とは思えないスケール感があった。操り人形の限界なのだろうけど、動きのぎこちなさは否めない。人間の芝居だったらもっと違ったのかと思った。

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