2017年2月3日金曜日
0202 二月花形歌舞伎 昼の部
壱太郎のご挨拶から。座組といい、浅草歌舞伎のようだ。
「義経千本桜 渡海屋・大物浦」
若々しくフレッシュな碇知盛。松也の銀平は柔らかすぎる印象だったが、知盛の正体を現してからは骨太な感じがでて悪くなかった。
壱太郎も女房お柳はまだ板についていないよう。典侍の局の姿は美しく、今まで見た中で一番似合っているかも。
種之助の相模五郎は弾むようで、いいか悪いかは別として元気で溌剌としている。右近の入江丹蔵は型どおりというか、リアリティが薄い。新悟の義経、歌昇の弁慶とも、丈に合わないような印象。花形だとはいえ…。
「三人形」
梅枝の若衆に種之助の奴、新悟の傾城。新悟は大柄なのがネックだ。ほっそりして立ち姿は美しくても、並んだ立ち役よりも頭一つ大きいのでは。表情が硬いというか冷たい感じなのも気になった。客につれなくあしらうという設定なのかもしれないが。
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