2017年2月5日日曜日
0204 ミュージカル「キャバレー」
長澤まさみの主演が話題だが、歌声もよく出ていたし、思っていたよりは達者だった。特に、2幕冒頭のソロはよく歌えていてびっくり。ただ、ナチスが台頭する不安な社会情勢を背景にした退廃的な雰囲気には程遠く、別の芝居を見ているよう。思うに、長澤まさみという女優は根っからの陽なのだ。裸電球のような曇りのない明るさというか。あまりにあっけらかんとしていて、それはそれで一つの個性だけれど、この芝居には合っていないと思う。
MCの石丸幹二は、歌えば聞きほれずにいられない声だし、サックスも披露しての活躍だけれど、残念ながらあの衣装は似合わない。
ミス・シュナイダーの秋山菜津子の存在感が圧巻。
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