2017年2月5日日曜日

0204 ミュージカル「フランケンシュタイン」

音楽も役者もよかったのに、観劇後感はモヤモヤ。何より、1部と2部の世界観が違いすぎて、あまりの突飛さに戸惑った。それぞれのシーンはよくできているのに、そこに至るまでの過程が省略されてしまっているので、ブツ切れの断片を並べられているような印象で、物語に入り込めなかった。 特に、アンリとビクターの友情をもっと深く描いて、怪物の怒りや恨み、復讐に至る過程を描写してくれたらもっと共感できたのに。1幕の終わりでビクターの罪をかぶって死刑に処せられるアンリがいきないり「愛してる」と言ってしまうところとか、唐突で。 タイトルロールはビクター・フランケンシュタイン(柿澤勇人)なのだが、アンリ・デュプレの小西遼生のほうが印象的だった。

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