2017年2月25日土曜日

0223 若手素浄瑠璃の会

「ひらかな盛衰記」松右衛門内より逆櫓の段 1時間10分あまりを小住が語り切った。後半はしんどそうなところもあったが、藤蔵が激しくうなる三味線で尻をたたいているよう。 小住は声量もあり、堂々とした語り振りなのだが、詞章が頭に入ってこないのはどうしてだろう。言葉や音程をたどるのに精一杯な感じがするからか。時折言葉が違って聞こえたのも気になった。 「新版歌祭文」野崎村の段 希と清志郎にツレの清允。 希は声がよく、声量もまずまず。詞章が分かりやすいのは経験の差なのかなあ。

0 件のコメント: