2016年11月22日火曜日

1121 OSK日本歌劇団「ROMEO & JULIET」

楊琳のロミオが瑞々しい若者というか少年というか、恋に一途なピュアな風情で好感が持てた。正直、この物語はあまり共感できないのだが、このロミオは許せるというか。振り付けがいまいちだったり、物語の運びが残念だったりするのがつくづく惜しい。特にラストの墓場のシーン。ロミオ、ジュリエットそれぞれが死体とデュエットダンスするのだが、「らくだ」のカンカン能みたいで…。あと、手遊びみたいに手を合わせる振り付けがたびたび出てきたのも気になった。ジュリエットの舞美りらは写真より舞台が断然いい。バレエをやっていたそうで、踊りも端正で好印象。

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