2026年7月31日金曜日
7月31日 第十一回あべの歌舞伎 晴の会
「瀧汗舞踊顔見晴」の外題通り、大汗かいての舞踊づくし。
幕開きは「ようこそ晴の会へ」と題して、第一回の映像から過去公演を振り返るトークへ。晴の会の名前の由来(ハルカスにちなんで「晴」の字を使いたい、「はれのかい」ではつまらないと秀太郎が難色、かつて自主公演の際に「そらのかい」の名前を提案され実現しなかったことを思い出し「晴」を「そら」と読むことにしたとか)。途中、友五郎も登壇し、還暦祝いで3人からもらった辰模様の赤いネクタイを披露。
舞踊三題は長唄の「傾城」から。
千寿の傾城とりき弥の新造。美しいが重たい衣装のためあまり動かず、舞踊としては見応えにかける。
常磐津「粟餅」は翫政の杵造に千次郎のお臼。千次郎の女方は珍しく、緊張した面持ちながら可愛らしい。朗らかな翫政との掛け合いも軽妙。
長唄「橋弁慶」は松十郎の弁慶に千太郎の牛若丸。松十郎は第一回でも踊っていたが、重厚感が増し、弁慶の貫禄があった。千太郎は若々しさ。
上方笑作事と題した新作「三人ほら吹き」は古典舞踊「三人片端」の翻案。用心棒募集の立て札を見た3人の盗賊が、力持ち、鼻がきく、俊足と大嘘をついて、殿様の屋敷に入り込む。狂言仕立てで、晴岡主馬の佑次郎に使える翫政の吾郎太が主人と太郎冠者のような感じ。松十郎の剛の権蔵、千寿のおきゃんのお花、千次郎のはしこい半平がそれぞれ踊りを披露し、千次郎は三つ面の踊りで大奮闘。最後は、盗賊を捕まえようと主従入り乱れてのドタバタで、賑やかな踊りに。最後は3人が財宝を手に逃げおおせるのもおおらかでいい。吾郎太の翫政が三人の嘘を見抜く、抜け目のない従者を好演。
晴の会名物?の屏風の演出が活用され、表面は松の絵が描かれ松葉目の代わりに、途中、裏返すと宝物蔵になる。
りき弥と千太郎が屋敷に使える腰元、鴈大が立て札の内容を誤解して飯を貰いにくる浮浪者ぐう太郎。屋敷ないをうろうろしていてもおかしくない役柄を、小道具を手渡すなど後見役としても生かすのはうまい演出と思った。
長唄、常磐津に鳴物も加わり、演奏面も贅沢だった。
上方笑作事と題した新作「三人ほら吹き」は古典舞踊「三人片端」の翻案。3人の盗賊が、力持ち、鼻がきく、俊足と大嘘をついて、殿様の屋敷の用心棒として入り込む。狂言仕立てで、晴岡主馬の佑次郎に使える翫政の吾郎太が主人と太郎冠者のような感じ。松十郎の剛の権蔵、千寿のおきゃんのお花、千次郎のはしこい半平がそれぞれ踊りを披露し、千次郎は三つ面の踊りで大奮闘。最後は、盗賊を捕まえようと主従入り乱れてのドタバタで、賑やかな踊りに。最後は3人が財宝を手に逃げおおせるのもおおらかでいい。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿