2026年7月23日木曜日
7月23日 落語と文楽の会
こころや140周年のイベントを大槻能楽堂で。出演者が揃いの浴衣を着ているのはさすが呉服屋さん。
落語「地獄八景亡者戯」をアレンジして、吉坊の落語に合わせて人形が演じる「地獄八景人形戯」。主人公?は曲芸師のたぬきで、綱渡りから落ちて地獄に落ち、狐と珍道中という展開。狐好きの勘十郎が狐をイキイキと違い、お園に化けて閻魔の前で手品を披露するも上手くいかず尻尾を表してしまったり、たぬきと狐が綱渡りを披露したり。最後は赤鬼青鬼(お面を付けた勘介と勘吉)に追い立てられて幕。吉坊はちょっと早口な感じもあったが(この後道頓堀で別の仕事があったらしい)、閻魔の顔など、地獄八景の見せ場を取り入れつつうまいことまとめていた。
枝鶴は落語「遊山船」を披露。言うまでもないことだが、やはり上手い。夕涼みの船の様子や粋筋の芸者、阿保なやりとりがこれぞ落語という感じ。
最後は文楽で「義経千本桜」から知盛幽出立。小住・清公の床に勘十郎の知盛がどれも素晴らしく、充実の舞台。小住のおおらかさ、謡がかりはあまり能に寄せず。清公も気迫のこもったバチ捌き。勘十郎が知盛を違うことはあまりないが、知盛の決めきめのポーズが大きく勇ましく、本公演以上に力が入っているようにすら見えた。
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