2026年7月30日木曜日
7月30日 地主薫バレエ団 ダブルビル
「パキータ」
パキータとリュシアンの結婚の場を、グランパドドゥやパドトロワ、群舞で華やかに。
パキータ役の山崎優子は華があり、アームスがパキッと決まって美しい。リュシアンは怪我で降板の松田大輝に変わって石神航一。着地でグラつくなどヒヤッとするところもあったが、大過なく大役を勤めた。
パドトロワは葭岡未帆、宗近匠、三谷ゆり。葭岡が存外冴えず、三谷の端正な踊りに目を惹かれた。
貴族など、大人数の群舞もよくまとまって、見応えがあった。
「ラ・シルフィード」
倉永美沙のシルフィードは妖精の軽やかさ、神秘性を体現。序盤のピルエットでポワントが落ちたように見えたが、他は危なげなく、ヴェールを掛けられて苦しむ様も美しい。奥村康祐のジェームズも期待通りで、浮気な青年の揺れ動く心情を生き生きと描き、幕切れの悲嘆に暮れる後ろ姿が哀れ。(マッジに怒って両拳を振り上げる仕草はなんか可愛いかった)
マッジは元スコティッシュ・バレエ団の下村由理恵。得体の知れない老女を快演。ラスト、高らかに笑う姿は清々しいほど。エフィの奥村唯、グァーンの巽誠太郎も役に合っていた。
エフィやジェームズの友人、子供たちなど、舞台上にたくさんの人がいて賑やか。
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