2021年12月17日金曜日

12月17日 国立能楽堂 定例公演

 「成上り」和泉流
能村晶人の太郎冠者、炭哲男の主人、炭孝太郎のすっぱ。
やまいも がウナギになるのはいいとして、蛙がカブトムシとか、燕がトビウオって成り上がりなのか?

「海人」
金剛流にのみ伝わる変成男子の小書き。けど、女は成仏できないから男子に変ずるってなんだかなあ…。

廣田幸稔のシテ、子方は孫の明幸。前シテは体調もあって意識を飛ばしてしまったが、玉之段の舞はとんでもない。奪った玉を胸を切り裂いて隠すとは。後シテの龍王は、全長1メートルはあろうかという大きな龍の冠を被っての勇壮な舞。しっぽのあたりが動くようになっていたのには理由があるのだろうか。


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