2020年12月29日火曜日

12月28日 古今亭文菊新宿落語ナイト「乱れ咲き」第54夜

「鹿政談」
奈良の話なので関西弁でないと雰囲気が出ないものの、東京の人の関西弁は違和感があることが多いのでどうなるか思ったが、関西の雰囲気を出す程度に留めて、やりすぎないのがよかった。あまり不自然さはなかった。関西弁でしゃべるのは豆腐屋のみで、それも控えめだった。 
奉行にやり込められる役人の追い詰められる顔で笑わせたが、全体的には大人しめというか、ためになる教訓話を聞いているようだった。 

「二番煎じ」
こちらも上方噺。 師走の寒い時期に似合いだ。
火の用心の掛け声や、宴会と化した番小屋での都々逸など、美声を聞かせる。

道楽亭という小屋はライブハウスのような雰囲気。パイプ椅子の客席の間を通って噺家が登場し、かなり距離が近い。

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