「二人禿」
南都、咲寿、亘、碩に清丈、寛太郎、錦吾、燕二郎、清方。Aプロより1人ずつ多いのはこれいかに? 南都がシンだと、景事の華やかさがある。
人形は玉誉、勘次郎。
解説 文楽の魅力は玉翔。やはり幕前でしゃべるときはマスク着用。幕が開いてからはマスクを外すが、左遣い、足遣いはマスク着用。図を送らないと左遣いが動けないという、お決まりの件で、左の玉彦が「不機嫌そうな顔」をして笑いをとっていた。
「芦屋道満大内鑑」
中は小住・清志郎。義太夫節らしくてよい。
奥は睦・清介。睦は高音域が辛そうで、後半はばて気味だった。聞いたところ、結構早い段で(盆が回ってから10分くらい。保名が部屋にあがったところ)から調子を上げるので、太夫はしんどいのだそう。
人形は清十郎の葛の葉、玉男の保名。紋臣は葛の葉姫でこちらのほうがしっくりくる。下手側の客席だったので、葛の葉が白い衣装に変わるところや狐に変わるところの人形の持ち替えが見えたのが興味深かった。
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