2020年10月4日日曜日

10月3日 笑えない会番外編「笑える会」

9月26日に京都で開催した公演をオンラインでも配信。配信スタートの1時間前から、よね吉と千五郎(茂も)がチャットに参加して、オンタイムで裏話や質問に答えたりする演出が心憎い。

「萩大名」
千五郎の大名、茂の太郎冠者、千之丞の亭主。
パソコンのスピーカーでは「古木」を「五目」と言うなどの言い間違いが同じように聞こえ(←後でテレビにつないで見直した)、そうなるとなにも面白くないので驚いた。

「蛸芝居」
吉朝師匠が柱巻きの見栄が好きで、あちこちで披露していたとえいうマクラから、芝居の場面をふんだんに盛り込んで、柱きの見栄やら、だんまりやら、座布団の上でよくもそこまで…という大熱演。笑った!

「神棚」
よね吉の落語、茂の神様、千之丞の女房、千五郎の姑。
千五郎がダースベーダーのテーマで登場したり、フォースを使って提灯を貼ったり、茂のパーマをいじったりと、アドリブ満載で、寝ているよね吉が笑いをこらいかねているのがなおおかしい。防戦一方だった茂が、「なかなか」の使い方でよね吉にダメだししたり(酒を飲んで「なかなか!」というのは違うということらしい)。落語と狂言のいいところがミックスされ、落ちもきれいについて、よくできた話だね。

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