2017年1月11日水曜日
0110 宝塚月組「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲」
「グランドホテル」
珠城りょうの大劇場お披露目。体格がよく胸板が厚いのでスーツがよく似合い、男爵役がはまる。歌や踊りには拙さも残るが、トップらしい風格が出てきたのでは。感心したのはリフトの安定感。ラスト近く、銃殺された男爵とエリザベタのパドトゥで肩から胸に高さを変えての長いリフトが男性ダンサーのような力強さ。愛希れいかはエリザベタにしては若すぎるきらいはあるが、芸達者ぶりを発揮して高慢なプリマらしさを現していた。バレエはちょっと残念だったか。手の表現は綺麗なのだが、脚の形がバレエダンサーぽくないんだよね。オットーの美弥るりかが主役を食う熱演だった。
「カルーセル輪舞曲」
レビュー90周年記念で、「モン・パリ」へのオマージュなのかな。パリから宝塚への世界旅行…なのだが、パリからNY、南米へ行った後、太平洋を渡って日本に来るのではなくなぜか砂漠?
冒頭の回転木馬をイメージした白いきらびやかな群舞や、色とりどりのサンバの衣装など、ひたすらキラキラして華やか。
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