2017年1月29日日曜日

0128 第27期文楽研修終了発表会

「万才」 太夫の田中碩人が、並んだ咲寿や亘に引けをとらない堂々とした語りぶり。 人形は吉田陸夫がキビキビとしたいい動き。東寛二は足がそろわなかったり、向きがずれてしまったりとちょっと見劣りする。上を見るくせがあるらしく、主遣いとの距離が離れすぎているせいではないか。 素浄瑠璃「一谷嫩軍記」熊谷桜の段 堂々とした風情はいいが、言葉の頭のアタックが強すぎるきらいが。変な癖がつかないといいのだが。 「本朝二十四孝」 吉田が白須賀六郎、東が原小文治の主遣いだったのだが、出番が短すぎてあまり印象に残らなかった。

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