2016年12月2日金曜日
1129 宝塚宙組「双頭の鷲」
轟悠と美咲凛音の共演で、実力のある2人が荘厳な雰囲気を醸し出し重厚な芝居だった。王妃がスタニスラスに惹かれるのがやや性急だったように感じたが、見応えたっぷり。轟は美形だし、歌も芝居もうまいのだが、心奪われないのはなぜだろう?ヴァルレンスタイン公爵の桜木みなとがキリっとしたいい風情。フェーン伯爵の愛月ひかるは長身で威厳があり、出番がもっとあってもよさそう。ストーリーテラーの和希そらはセリフのないときも舞台の端に出たままで、観客いじりもよくこなしていた。
6人の登場人物の芝居をミュージカルにするために、傍観者というか、パパラッチというかの群舞が合間合間に挟まる。不自然ではないけれど、ストレートプレイでじっくり見たかった。
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