2016年5月10日火曜日
0506 ミュージカル「グランドホテル」
GREEN版を所見。
男爵の宮原浩暢、歌が上手いと思ったらクラシックの出身だそう。
エリザベータの安寿ミラはピークを過ぎたプリマの悲哀や焦りはよく出ていたが、体つきがバレエダンサーらしくない。ジゼルの衣装がやせぎすの体に似合わなくて辛かった。
フレムシェンの昆夏美は溌剌としたかわいらしさはいいのだが、小柄なせいか子どものようで、社長に手籠めにされそうになるところが児童虐待のように見えてしまった。オットーと並んだときのバランスでキャスティングされたのだろうか。
オットーは中川晃教。上手いのだが、主役にしては地味な役だ。男爵のほうが格好いいし、見せ場もあった。
スペシャルダンサーという触れ込みの湖月わたるの踊りはうーん。死神なのですか。
最後、オットーとフレムシェンがパリに行くことになり、ちょっと希望が見えたと思いきや、スーツケースを奪われ打倒されるのでなんで??と思っていたら、戦争の脅威が近づきつつあることを示すラストなのだそう。
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