2016年5月5日木曜日

0504 地点アンダースロー「かもめ」

チェーホフ作品をバラバラにして再構成した感じで、絵画に例えるならキュビスムのようなイメージ。 音節をイレギュラーに区切ったり、言葉のイントネーションが突飛だったり、突然叫び出したりするのがこの劇団のスタイルらしいが、ざわざわするというか、不快で、落ち着かない。喜劇というのにちっとも笑えない。 コンテンポラリーダンスのような、オフバランスの動きやポーズ、独特の台詞回しをこなすのは役者に力量がいるのだろうが、個性は不要になるように思った。

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