2016年5月3日火曜日
4月25日 こんぴら歌舞伎 昼の部
「毛谷村」
愛之助の六助に壱太郎のお園。巡業と同じ顔触れで慣れているのか、板についた様子。
子役がかわいい。いつもながら松嶋屋の芝居は子役がいいなあ。
「口上」
鴈治郎をはじめ、総勢7人の口上は慌ただしくなくアットホームな雰囲気。
藤十郎が披露口上を述べ、「では中車さん」と名指しで振ってしまうおおらかさ。千秋楽だからといって特に変わったことは言わなかったようだが、琴平のボランティアやスタッフへの感謝を口々に述べていたのが印象的だった。
「幸助餅」
松竹新喜劇から取り入れたという人情話。あまり笑いはなかったように思うが、最後にほろりとさせるいい話。鴈治郎の良さが出る作品だ。
中車の雷が歌舞伎らしい関取で立派。
亀鶴が女房と、毛谷村の敵役とはがらりと変わった役どころで芸達者ぶりを見せた。
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