2016年3月11日金曜日

0227 藤間勘十郎 春秋座花形舞踊公演

勘十郎が7番すべてに出演する活躍ぶり。 猿之助との「種蒔三番叟」は踊り上手の2人が楽しそうで、見ている方も面白い。あの身体つきなのに、女形の踊りがちゃんと女に見えるのがすごい。 「蜘蛛の拍子舞」は蜘蛛の糸をこれでもか、というくらいに投げていて、それが綺麗に広がっていた。 「二人椀久」は中村壱太郎の松山太夫と。素踊りなのに、歌舞伎で見た椀久よりも楽しめた。 踊りだけで2部通しはしんどいかと思ったが、飽きずに観られた。勘十郎の踊りは雄弁で、見物に伝わるものが多いからだと思う。

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