2016年3月25日金曜日

0324 MONO「裸に勾玉」

弥生時代の言葉をモデルにしたという、濁音のない独特のセリフ回しに戸惑うが10分もすると慣れてきた。 嫉妬などの漢語や英語など、普段何気なく使っている言葉が通じないのを笑いにするなど、セリフのやり取りが面白い。 主人公の妻や上司、三兄弟の三男など、うまく立ち回って周囲に適合してしまう人々と、愚直に心の良心に従う人たち。 後者でいたいとは思うけれど、いざとなったら自分はどちらになるのだろうと考えさせられた。 三男の妻だが、後に主人公らと行動を共にする踊り子の存在が印象的だった。

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