2026年1月12日月曜日

1月12日 新春浅草歌舞伎 第2部

挨拶は左近。
成人の日の話題から、「男女道成寺」の解説。狂言師左近は清姫の分身か安珍かと思ったが、調べたら関係ないただの「陽気なおじさん」(お兄さんでなく?)とのこと。手拭い撒きの練習と称して、後ろ向きで手拭いを投げるサプライズも。時間オーバーしそうになって噛み嚙みになったのも可愛い。

「傾城反魂香」

橋之助の又平、鶴松のおとくは15年前の約束だそう。勘九郎、七之助兄弟に習ったそうだが、だいぶ違うと思った。橋之助は吃りが不自然なうえ、喋るところで舌足らずになるのはよろしくない。苗字を許されて喜ぶところなど、精神年齢が低い感じ。吃りではあっても、絵師としての技量はあるのだし、ちゃんとした大人として描くべきでは?鶴松は立板に水のような喋りには至らず、綺麗だけど情が薄く見えた。
男寅の修理之介は似合う。染五郎の雅楽之助は線が細い。

「男女道成寺」

莟玉の花子、左近の桜子が可憐で美しい。立役の人が桜子をする場合、女方の拵えが似合わないことが多いが、この2人はビジュアルに申し分ない。同じ振りでも微妙にタイミングが違ったり、身体の角度が違ったりするのだが、息ぴったりに見える。花道でキマルところなど、「国宝」にもあった場面がホンモノの歌舞伎で見られる嬉しさ。左近は狂言師の姿になってからは伸び伸びとして、キビキビとした踊り。莟玉は左近に比べると動きがミニマムだが、おっとりとして健気な感じ。

0 件のコメント: