2024年1月6日土曜日

1月6日 初春文楽公演 第3部

「平家女護島」

織・燕三。75分ほどを一人で語り切り、力の入った大熱演…なのだが。

初めの謡がかりからあれ?と思ったが、俊寛が男前だったり、千鳥が賢しげだったり、なんか違う感があって物語に入り込めなかった。

人形は玉男の俊寛、文哉の康頼、勘市の成経、玉助の瀬尾、玉也の丹左衛門。勘市が成経のような若い二枚目を遣うのは珍しく、玉助と玉也はいつもだったら逆の配役になりそう。一輔の千鳥が可憐。


「伊達娘恋緋鹿子」

八百屋内の段は藤・宗助。

珍しい段を珍しい組合せで。

火の見櫓の段は希、亘、碩、聖、織栄に清友、清志郎、友之助、燕二郎、藤之亮。

前段からの上演なので、お七だけでなくお杉や弥作、武兵衛らが出てきて剣を巡って立ち回り。


0 件のコメント: