竹の間の段は芳穂・錦糸。
語りが落ち着いてきた。重厚感が出てきたというか。
御殿の段っは千歳・富助。
品位があっていいのだが、泣けるまではいかないのはなぜだろう。鶴喜代は悪くないが、千松があまり可愛くない気がする。
政岡忠義の段は呂勢・清治。
政岡の慟哭が泣かせる。
床下の段は小住・燕二郎。
病気救援の団吾に代わった燕二郎が大健闘。キッパリとした音が緊迫感のある場面を盛り上げる。小住の語りもいい。最後は勘解由の高笑いをしたまま盆が回って退場。
人形は和生の政岡が磐石。玉志の八汐は背骨が傾いている感じで、仇としての風格が足りない気がする。
床下のネズミは着ぐるみで、正体の勘解由よりも大きいのはいかに。
18日に再見。千歳は調子が悪いのか、御殿の段は呂勢・清治で聞きたかった。床下は亘・団吾。
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