解説はフリーアナウンサーの八木早希と勘次郎ほか。流暢な英語でポイントを押さえた説明が分かりやすかった。会場から3人募って人形体験も。
「仮名手本忠臣蔵」
刃傷の段は芳穂・清志郎。小住と比べると意地悪さがあって、ちゃんと憎たらしい師直だった。清志郎は緊迫感のある演奏。
判官切腹は織・燕三。うーん。重々しい語りだが、何かが違う気がしてしまう。腹を切ってからも声が力強いのだな。燕三の三味線は的確。
城明け渡しは亘・錦吾。
人形は玉助の師直がオーバーアクション。大笑いの後半、口を開けていなかったのはなぜだろう。太夫は後半に向けて盛り上げているのに、合っていないのでは。判官は休演の清十郎に代わって勘彌。黒紋付を脱いで白装束になったところで、着物のしわを伸ばしているのがいいなと。しわくちゃだと緊張感がないと思う。
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