2021年10月5日火曜日

10月3日 金春会定期能

 「小鍛冶 白頭」

中村昌弘のシテ、ワキ野口能弘、ワキツレ野口琢弘、アイ大蔵弥太郎。

はじめ番付にワキツレが書いていなかったので、はじめに出てきた人は誰?と戸惑ってしまった。

古風という金春流の流儀なのか、派手さはないけれど、地に足の着いたような落ち着きを感じた。

「栗燒」

大蔵吉次郎のシテに榎本元のアド。

「浮舟」

辻井八郎のシテ、ワキは高井松男、アイ大蔵基誠。

辻井はビブラートがかかったような美声。舞も優美。

お囃子は高野彰の大鼓、鳥山直也の小鼓、栗林祐輔の笛で、バランスよくばっちりあっている感じがした。

「融」

櫻間右陣のシテ、福王和幸のワキ、大倉教義のアイ。

福王家の人たちは声がいい。

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