2021年10月22日金曜日

10月21日 外国人のための能楽鑑賞教室

 外国人の、と銘打ってはいるが、客席の9割がたは日本人だったような。解説のリチャード・エマート武蔵野大名誉教授は、能の稽古をしているようで、謡やすり足、舞の型などの実演を交えて。コトバとフシの違いはともかく、強吟と弱吟の違いは日本人でも分かりにくいと思うので、外国人向けの解説で必要なのかどうかは疑問に思った。

狂言「口真似」

大蔵基誠の太郎冠者、吉次郎の主、弥太郎の客。大蔵流らしいおかしみ。弥太郎のちょん髷は外国人の目にどう映ったろうか。

喜多流「高砂」

大村定のシテ、友枝真也のツレ、ワキは御厨誠吾。

もしかして、高砂をちゃんと見るのは初めてだったかも。登場人物は地味ながら、後半の舞が華やかなのが初心者むけなのだろうか。

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