2019年2月14日木曜日

2月9日 文楽公演 第2部

「大経師昔話」

はあ?という話だ。旦那を懲らしめてやろうとお玉と入れ替わるおさん。助けてもらったお礼にお玉の気持ちに応えてやろうとする茂兵衛。誰も悪くないのに過ちが起こってしまうという不条理が描きたいの?にしても、コトに及ぶ前に相手を確かめないのか?
大経師内の段は中が希・清丈、奥を文字久・藤蔵。文字久はニンでないせいか凡庸。「ヤアおさん様か」「茂兵衛か」と詞で終わる段切れが斬新。
岡崎村梅龍内の段は中を睦・友之助、奥を呂・團七。睦の語りがが意外に良く(失礼)、お玉の健気さ?困惑?に引き込まれた。
奥丹波隠れ家の段は三輪、南都、咲寿に清友。不条理劇のような展開に呆然。

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