2019年2月14日木曜日
0203 実験劇場「モーション・クオリア」研究
工藤聡振付の「Necessitudo/ネセシテュード」について。
クレア・カムースと工藤の2人の舞台。抽象的な音楽に合わせて、重力に身を任せたような動きが永遠運動のように繰り返される。どちらかというと、男性の働きかけに女性が応えていくというか、翻弄されていくような印象。身を任せることを強要されているようで、女性が辛そうなのだ。たぶん、身体的にもなかなかしんどいのだろうと思う。モーション・クオリアとは、ピタゴラスイッチのように、重力による動きを様々な動きに転換させていくことなのかな。後のパネルトークで工藤が言っていたのだが、女性が一人で立って離れていくのは、男性の束縛から離れて自立する様を描いたそうだ。なるほど。
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