2016年7月4日月曜日
0701 宝塚雪組公演「ドン・ジュアン」
宝塚とフレンチミュージカルは相性がいいようだ。本作で4作目。宝塚の魅力を感じられたように思った。
何より、主役ドン・ジュアンの望海風斗がハマり役。ニヒルで非道な色男を衒いなく演じきった。これぞザ・宝塚という、ホンモノの男がやるとどこか生々しくなってしまいそうなところだ。歌が上手いのもこの役には重要で、ほぼ全編歌いっぱなし。白い衣装で幸せいっぱいな場面が似合わないように感じたのは、マリアと恋に落ちるところがやや唐突だったからか。もう少し丁寧に描いてほしかった。
マリア役の彩みちるは前半は歌に難ありだったが、後半もちなおした。歌だけ見れば、妻エルヴィラ役の有沙瞳の方が良かった。
は歌が上手いというイメージはなかったのだが、イザベル役に専科の美穂圭子を迎えるなど上手い人を集めたおかげか、全体を通して聞き応え十分。衣装も素敵で、ダンスシーンに映えた。
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