2016年1月9日土曜日

0106 ツインズ

日本の海辺の町ということだが、どこか外国のように見える。死期の近い父親のもとに久しぶりに集まった兄弟。 外出を控えたり、食べ物や水を口にしなかったりする人がいて、何かで汚染されていることを暗示している。気にせず口にする人もいて、絶えず悶着がある。 ハルキの古田新太は娘を助けようと手を尽くすものの、空回りする父親。神経質になっている前半から人格が変わったようにいい加減になる後半との落差が面白い。 娘イラの多部未華子は多感な少女といった風情。冒頭などでエアピアノを弾くところがあるのだが、音と手の動きがあっていないのが気になってしまった。ちょっと長すぎかも。 ローラのりょうはお手伝いなのか、看護師なのか不明な、謎の女性にはまる。ほか、吉田鋼太郎、葉山奨之ら。 最後、魚に手足の生えた姿の生き物が2体現れたのは双子の成れの果てか。見終わってなんかもやもやした。

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