「籠釣瓶花街酔醒」
菊之助の八ツ橋が美しい。この話は八橋の圧倒的な美しさがないと成り立たないので、そういう意味では◎。見染めの微笑みは、謎めいて、思わせぶり。玉三郎の、この世のものとは思われない、吸い寄せられるような怪しい魅力があったのとは一味違うが、これはこれで、惹きつけられる。
良かったのは、愛想尽かし。何の罪もない、お得意様を無下にしなくてはならない辛さが、存分に感じられた。思うに、菊之助の八橋はリアルな女なのだ。きっとどこかの遊廓にいたような、いい意味で俗っぽい。
菊五郎の次郎左衛門は、あっさり。一見物足りなくも感じたが、これもある意味リアルなのだろう。顔が白くて、あばたが浮いて見えたのに、ちょっと違和感を感じた。
七越の松也が美し。
「奴道成寺」
三津五郎はやはり、踊りうまいな〜。
2013年1月3日木曜日
2012年12月2日日曜日
12月1日吉例顔見世興業 夜の部
「仮名手本忠臣蔵」
仁左衛門の勘平、時蔵のお軽という、美男美女で、面白くなかろうはずがない。仁左衛門は病み上がりなのが気がかりだったのだか、魅せられた。まあ、ちょっとやつれて声のハリが弱かったような気もするが。
七列目の真ん中という良席ではあったのだが、役者さんがすごく近くに見えて得した気分。南座が小振りの劇場だからか、ついこの間、文楽をみたばかりで、人形の大きさに慣れてたせいか。
5~6段目は何度か観てるけど、今回は文楽との違いも興味深かった。
文楽の斧定九郎はペラペラとよく喋るのだか、歌舞伎は無言で殺して金を奪い、「五十両」と言うだけ。歌舞伎のほうが、得体のしれない恐ろしさがあるし、役者の所作が映えて、格好良くもある。
勘平も、誤って舅を殺してしまった…と葛藤する様が、文楽よりも丁寧に描写されている感じ。文楽の勘平は、何とか誤魔化してしまおうとしているように見えて、同情できないのだが(というか、ちょっとは反省しろ、突っ込みを入れたくなる)、歌舞伎の勘平は、言い出すべきか、黙ってお軽を送り出すべきかという苦悩が伝わってきて(仁左衛門の好演のおかげもあろうが)共感できた。
お軽が籠に乗せられて連れて行かれるところも、文楽はあっさりい行かせてしまうが、歌舞伎の勘平はいったん呼び止め、ひしと抱き合う。美男美女のラブシーンにドキドキ。
ラストは、歌舞伎では勘平が事切れて幕だが、文楽は後に残されたおかやの途方に暮れる様まで描かれる。
比べてどちらが、というのではなく、どちらも面白い。同じ話でも、表現方法が変わると、違う側面が見えてくるということ。
今回は顔見世だけあって、豪華な顔ぶれ。定九郎の橋之助は悪い男の色気があったし、愛之助の千崎弥五郎も安定感があってよし。竹三郎のおかやも上手くて、泣かされた。
「口上」
勘三郎か休演なので、藤十郎が仕切り役だったのだが、なかなか言葉が出てこなくてハラハラ。まさか、襲名する人の名前を忘れてしまったのでは⁈というくらい、沈黙が続いたので、客席に妙な緊張感が走ってた。
内容を覚えているだけでも。
我當「親戚としてうれしい。父親に負けないいい役者になって」
時蔵「勘三郎とは同じ年で子どものころから何度も共演している」
愛之助「公私ともに仲のいい、勘九郎の襲名に出演できて嬉しい」
左団次「襲名の挨拶に自宅を訪ねてくれた時、どういう訳か会えないことが続いた。こんなおじさんは嫌いだと思っていたら襲名公演に呼んでくれなかった」
団十郎「中村屋とは初代団十郎が中村座に出演して以来の縁と聞いている(←誰に?)。前の勘九郎と違って新勘九郎は真面目。だが、一度恵比寿で一人暮らしをしていたと海老蔵に聞いた。詳しいことは割愛するが」
仁左衛門「勘三郎とは兄弟のように仲がいい。勘九郎のことは子どものころからよく知っていて、『ウルトラマンのおじちゃん』と懐いてくれた」
「船弁慶」
踊り上手の勘九郎の襲名らしい演目。後半の知盛の亡霊になってからはいいのだが、前半の静御前はちとキツいか。2月の「土蜘」といい、異形のものの踊りが多いような…。
団十郎の弁慶、藤十郎の義経と、襲名披露ならではの顔ぶれ。舟子浪蔵の七之助が嬉しそうに演じていたのが微笑ましかった。
「関取千両幟」
翫雀の稲川、橋之助の鉄ヶ嶽、女房おとわに孝太郎。気だてのいい女房役はうまいなあ。
ただし、亭主が女郎を身請けする金を工面するために、女房が売られていくっていう話には全く共感できん。
仁左衛門の勘平、時蔵のお軽という、美男美女で、面白くなかろうはずがない。仁左衛門は病み上がりなのが気がかりだったのだか、魅せられた。まあ、ちょっとやつれて声のハリが弱かったような気もするが。
七列目の真ん中という良席ではあったのだが、役者さんがすごく近くに見えて得した気分。南座が小振りの劇場だからか、ついこの間、文楽をみたばかりで、人形の大きさに慣れてたせいか。
5~6段目は何度か観てるけど、今回は文楽との違いも興味深かった。
文楽の斧定九郎はペラペラとよく喋るのだか、歌舞伎は無言で殺して金を奪い、「五十両」と言うだけ。歌舞伎のほうが、得体のしれない恐ろしさがあるし、役者の所作が映えて、格好良くもある。
勘平も、誤って舅を殺してしまった…と葛藤する様が、文楽よりも丁寧に描写されている感じ。文楽の勘平は、何とか誤魔化してしまおうとしているように見えて、同情できないのだが(というか、ちょっとは反省しろ、突っ込みを入れたくなる)、歌舞伎の勘平は、言い出すべきか、黙ってお軽を送り出すべきかという苦悩が伝わってきて(仁左衛門の好演のおかげもあろうが)共感できた。
お軽が籠に乗せられて連れて行かれるところも、文楽はあっさりい行かせてしまうが、歌舞伎の勘平はいったん呼び止め、ひしと抱き合う。美男美女のラブシーンにドキドキ。
ラストは、歌舞伎では勘平が事切れて幕だが、文楽は後に残されたおかやの途方に暮れる様まで描かれる。
比べてどちらが、というのではなく、どちらも面白い。同じ話でも、表現方法が変わると、違う側面が見えてくるということ。
今回は顔見世だけあって、豪華な顔ぶれ。定九郎の橋之助は悪い男の色気があったし、愛之助の千崎弥五郎も安定感があってよし。竹三郎のおかやも上手くて、泣かされた。
「口上」
勘三郎か休演なので、藤十郎が仕切り役だったのだが、なかなか言葉が出てこなくてハラハラ。まさか、襲名する人の名前を忘れてしまったのでは⁈というくらい、沈黙が続いたので、客席に妙な緊張感が走ってた。
内容を覚えているだけでも。
我當「親戚としてうれしい。父親に負けないいい役者になって」
時蔵「勘三郎とは同じ年で子どものころから何度も共演している」
愛之助「公私ともに仲のいい、勘九郎の襲名に出演できて嬉しい」
左団次「襲名の挨拶に自宅を訪ねてくれた時、どういう訳か会えないことが続いた。こんなおじさんは嫌いだと思っていたら襲名公演に呼んでくれなかった」
団十郎「中村屋とは初代団十郎が中村座に出演して以来の縁と聞いている(←誰に?)。前の勘九郎と違って新勘九郎は真面目。だが、一度恵比寿で一人暮らしをしていたと海老蔵に聞いた。詳しいことは割愛するが」
仁左衛門「勘三郎とは兄弟のように仲がいい。勘九郎のことは子どものころからよく知っていて、『ウルトラマンのおじちゃん』と懐いてくれた」
「船弁慶」
踊り上手の勘九郎の襲名らしい演目。後半の知盛の亡霊になってからはいいのだが、前半の静御前はちとキツいか。2月の「土蜘」といい、異形のものの踊りが多いような…。
団十郎の弁慶、藤十郎の義経と、襲名披露ならではの顔ぶれ。舟子浪蔵の七之助が嬉しそうに演じていたのが微笑ましかった。
「関取千両幟」
翫雀の稲川、橋之助の鉄ヶ嶽、女房おとわに孝太郎。気だてのいい女房役はうまいなあ。
ただし、亭主が女郎を身請けする金を工面するために、女房が売られていくっていう話には全く共感できん。
2012年11月4日日曜日
11月3~4日「仮名手本忠臣蔵」
2日かけて通しで観た。昼の部は10時半から16時、夜の部は16時半から21時で、休憩がそれぞれ30分しかないから、上演時間は5時間と4時間の超長丁場。疲れたけど、面白かった。何年か前に平成中村座で歌舞伎版のを観たので、話は知っていたけど、まとめて観たので話が分かりやすかったのと、所々演出が違うので、それも面白かった。文楽のほうが、語りが主のせいか、ものがたりが濃かったような気がする。
印象的だったのは、四段目の「判官切腹の段」と「城明渡しの段」。義太夫の語りがなく、三味線の音も最小限のなか、人形の所作だけで話が進んで行くのだが、逆に様々なことが伝わって来るように思った。人が演じる歌舞伎より、無機物の人形の方か、気持ちが凝縮されているような。
「勘平切腹の段」は、勘平役者にフォーカスされる歌舞伎と違って、周りの人達の様子もよく見えるのが、興味深い。ファンタジーな歌舞伎より、ある意味、現実的なのかも。
「一力茶屋の段」は何人もの太夫が入れ替わり立ち替わり、一人一役を演じるのが面白かった。まあ、これだけ登場人物がいたら、1人で声色を変えて演じるのは大変だろうし、聞いているほうも、誰が誰やらわからなくなりそう…。人形の動きは平右衛門がダイナミックで楽しかった。
4日は「山科閑居の段」の後半を演じるはずだった竹本千歳太夫が病欠だったため、豊竹呂勢太夫が代役だったのだが、その前の一力茶屋のおかるも含め、大活躍の感じ。声が明瞭で耳に心地よい。注目したい。
印象的だったのは、四段目の「判官切腹の段」と「城明渡しの段」。義太夫の語りがなく、三味線の音も最小限のなか、人形の所作だけで話が進んで行くのだが、逆に様々なことが伝わって来るように思った。人が演じる歌舞伎より、無機物の人形の方か、気持ちが凝縮されているような。
「勘平切腹の段」は、勘平役者にフォーカスされる歌舞伎と違って、周りの人達の様子もよく見えるのが、興味深い。ファンタジーな歌舞伎より、ある意味、現実的なのかも。
「一力茶屋の段」は何人もの太夫が入れ替わり立ち替わり、一人一役を演じるのが面白かった。まあ、これだけ登場人物がいたら、1人で声色を変えて演じるのは大変だろうし、聞いているほうも、誰が誰やらわからなくなりそう…。人形の動きは平右衛門がダイナミックで楽しかった。
4日は「山科閑居の段」の後半を演じるはずだった竹本千歳太夫が病欠だったため、豊竹呂勢太夫が代役だったのだが、その前の一力茶屋のおかるも含め、大活躍の感じ。声が明瞭で耳に心地よい。注目したい。
2012年10月21日日曜日
10月20日「ボクの四谷怪談」
騒音歌舞伎と銘打っていたけれど、歌舞伎の要素は松也演じるお岩くらい。登場人物の名前や設定(伊右衛門は塩冶判官の家臣で、お家取り潰しのため浪人になっているとか、与茂七たちが仇討ちのために画策しているとか)は原作と同じだが、設定は現在でTシャツにジーンズ姿で歌ったり、踊ったり。
その中で、松也が際立って良かった。オープニングでは、Tシャツ&ジーンズの出演者のなかで一人、着物姿で舞を披露。音楽はロックなので、日舞には不利だろうに、指先までうつくしい。
特によかったのが、髪梳きのシーン。ここだけは、ほぼ歌舞伎のとおり演じられたのだが、ちょっと中村屋を彷彿とさせる、正統派のお岩。声もいいので、哀れさが一層怖さを醸し出す。今度はぜひ通しで見てみたいなあ。
ただ、最後、化けてでたお岩は伊右衛門自身だったということで、伊右衛門役の佐藤隆太と同じ、金髪にタンクトップ&ジーンズという姿になるのだか、ぽっちゃりして見えて、なんか残念なかんじ。20代男子として決して太ってはいないのだろうが、鍛えられた役者の隣に並ぶと…。女方としても、もうちょっとほっそりしてくれたら、もっと美しいのにと思ったのだけど。
歌は上手い。地声もいいが、女声もよかったので驚いた。この公演を通して歌がひどかったので、余計に上手くかんじたのかも。うまく歌うより、感情をぶつけるような歌い方をするという演出だったそうなのだけど、それにしても、ほかの役者のは聞くに耐えない歌が結構多かった。
作品としては、面白さがよく分からなかった。3時間半の長丁場だったのだが、正直、長く感じた。ドタバタ群像劇で、話が散漫に感じられたのと、何度かキャストが素で笑ったり(何か失敗したらしい)するのも、何か白けた。ミュージカルではあるけれど、歌も踊りも(盆踊り風?)素人っぽい感じで、(そういう演出かもしれないけど)長時間見続けるのはしんどい。
毒を盛られたわけでもなく、お岩が死んでしまうので、何で化けて出るのか分からない、というのは、伊右衛門自身が生んだ幻想だったというオチに繋がるのだが、歌舞伎版の四谷怪談では肝心のお岩の怨みがなくなると、物語の主題が最後まで分からなくて戸惑った。
もう一回みたら、面白さがわかるのかも。隣の席の女性は、何度かみているらしく、のっけからノリノリで、歌を口ずさむわ、最後はロックコンサートかってくらい身体を揺するわ、で楽しそうだった。(でも、そのせいで私は余計に引いた)
その中で、松也が際立って良かった。オープニングでは、Tシャツ&ジーンズの出演者のなかで一人、着物姿で舞を披露。音楽はロックなので、日舞には不利だろうに、指先までうつくしい。
特によかったのが、髪梳きのシーン。ここだけは、ほぼ歌舞伎のとおり演じられたのだが、ちょっと中村屋を彷彿とさせる、正統派のお岩。声もいいので、哀れさが一層怖さを醸し出す。今度はぜひ通しで見てみたいなあ。
ただ、最後、化けてでたお岩は伊右衛門自身だったということで、伊右衛門役の佐藤隆太と同じ、金髪にタンクトップ&ジーンズという姿になるのだか、ぽっちゃりして見えて、なんか残念なかんじ。20代男子として決して太ってはいないのだろうが、鍛えられた役者の隣に並ぶと…。女方としても、もうちょっとほっそりしてくれたら、もっと美しいのにと思ったのだけど。
歌は上手い。地声もいいが、女声もよかったので驚いた。この公演を通して歌がひどかったので、余計に上手くかんじたのかも。うまく歌うより、感情をぶつけるような歌い方をするという演出だったそうなのだけど、それにしても、ほかの役者のは聞くに耐えない歌が結構多かった。
作品としては、面白さがよく分からなかった。3時間半の長丁場だったのだが、正直、長く感じた。ドタバタ群像劇で、話が散漫に感じられたのと、何度かキャストが素で笑ったり(何か失敗したらしい)するのも、何か白けた。ミュージカルではあるけれど、歌も踊りも(盆踊り風?)素人っぽい感じで、(そういう演出かもしれないけど)長時間見続けるのはしんどい。
毒を盛られたわけでもなく、お岩が死んでしまうので、何で化けて出るのか分からない、というのは、伊右衛門自身が生んだ幻想だったというオチに繋がるのだが、歌舞伎版の四谷怪談では肝心のお岩の怨みがなくなると、物語の主題が最後まで分からなくて戸惑った。
もう一回みたら、面白さがわかるのかも。隣の席の女性は、何度かみているらしく、のっけからノリノリで、歌を口ずさむわ、最後はロックコンサートかってくらい身体を揺するわ、で楽しそうだった。(でも、そのせいで私は余計に引いた)
2012年10月15日月曜日
10月14日 Kバレエ「ドン・キホーテ」
昨日の熊川版がよかったので、もうちょっといい席で見てみたくなり、急遽チケットを予約。12列目の真ん中よりで、通路のすぐ後ろという良席。周りに関係者のような人がいるなあ…と思っていたら、開演直前、客席が暗くなってから素早く隣の席に着いたのが熊川哲也でびっくり。気になって途中、ちょくちょく表情をうかがってしまった…。(芸術監督として、今の演技をどう評価をしているのかな、とか) 小声で隣の人に感想らしきことを話していたのだが、ほとんど聞き取れず。わかったのは、エスパーダがマントを投げるのが決まって「ナイス!」と言ったのと、ガマーシュのシーンで声をあげて笑っていたところ。リハも含めて何十回と観ているだろうに、笑っちゃうくらい面白かったのだろうか。
バジルは宮尾俊太郎。熊川の弟子、という感じで、腕の振りや演技に片鱗が見える。そのためか、前半はちょっと硬くなっているように思った。リフトがところどころ不安定だったのは、練習不足もあったのかな?1幕の最後のリフトが短くて、ちょっと残念だった。最後のソロは長身を生かしたジャンプに迫力があってよかった。
キトリのSHOKOは初めて見たのだが、素敵。スラリとした手足でのびやかな踊り。手や脚を上げると、空気をまとっているような、ふわりとした動きが印象的だった。テクニックも素晴らしく、バランスは長い時間自立してるし、3幕のフェッテなんか何度かトリプル入ってなかった?ぜひまた観てみたいダンサーだ。
バジルは宮尾俊太郎。熊川の弟子、という感じで、腕の振りや演技に片鱗が見える。そのためか、前半はちょっと硬くなっているように思った。リフトがところどころ不安定だったのは、練習不足もあったのかな?1幕の最後のリフトが短くて、ちょっと残念だった。最後のソロは長身を生かしたジャンプに迫力があってよかった。
キトリのSHOKOは初めて見たのだが、素敵。スラリとした手足でのびやかな踊り。手や脚を上げると、空気をまとっているような、ふわりとした動きが印象的だった。テクニックも素晴らしく、バランスは長い時間自立してるし、3幕のフェッテなんか何度かトリプル入ってなかった?ぜひまた観てみたいダンサーだ。
2012年10月14日日曜日
10月13日 Kバレエ「ドン・キホーテ」
熊川のバジルは一度生で見てみたかったのだ。当たり役だけあって、さすが見応えアリ。ジャンプの高さ、軸がブレないシャープな回転、キレのある動きに目が吸い寄せられるよう。ステージに出てきただけで、パッと華があるのだ。
慣れた演目だけに余裕があって、茶目っけのある演技所々笑いをとるのもお手の物。キトリの荒井裕子は余り好きなダンサーではないのだが、熊川との息はぴったりで安定感がある。1幕最後のリフトはちょっと短くて、もっとたっぷり見せてほしかったかな。
エスパーダの遅沢佑介、格好いい役のはずなのに、三枚目がふざけてキメてるみたいで、笑い含みに思えるのはなぜだろう?踊りもうまいし、顔も悪くないと思うのだが…。
気になったことは、闘牛士のタイツが濃いショッキングピンクで、目にまぶし過ぎたことと、熊川の髪型。半端な長髪が膨らんで頭が大きく見えてしまい、体とのバランスが悪く感じた。
慣れた演目だけに余裕があって、茶目っけのある演技所々笑いをとるのもお手の物。キトリの荒井裕子は余り好きなダンサーではないのだが、熊川との息はぴったりで安定感がある。1幕最後のリフトはちょっと短くて、もっとたっぷり見せてほしかったかな。
エスパーダの遅沢佑介、格好いい役のはずなのに、三枚目がふざけてキメてるみたいで、笑い含みに思えるのはなぜだろう?踊りもうまいし、顔も悪くないと思うのだが…。
気になったことは、闘牛士のタイツが濃いショッキングピンクで、目にまぶし過ぎたことと、熊川の髪型。半端な長髪が膨らんで頭が大きく見えてしまい、体とのバランスが悪く感じた。
2012年10月6日土曜日
10月6日 劇団EXILE「影武者独眼竜」
EXILEのMAKIDAIが伊達正宗、愛之助がその教育係の片倉小十郎。純粋な時代劇ではなく、靴履きで洋服の要素を取り入れた衣装(女性がドレス、スカート)など、時代劇風なつくりで、「劇団EXILE」と思えばそれはそれで悪くない。途中、青臭いセリフとか、「追悼の踊りです」みたいなフリから踊りだしたところとか、背中が寒くなるところは時々あったけど、エンターテインメントとしては楽しめたと思う。
残念なのは、せっかくEXILEなので、踊りがもっと見たかったということ。ダンスシーンが一番格好良かったのに…。愛之助がヒップホップ!?とハラハラしながら見ていたけど、思ったより踊れていたし、カーテンコールで福田沙紀がフツーに踊っていてびっくりした(代役かと思って確認してしまった)のに。MAKIDAIも、殺陣はいまいちだけど、踊ればさすがの格好よさだった。
DVDが出るらしいが、迷うなあ。ダンスシーンはぜひとも見たいけど、そのほかは別にいいや。
残念なのは、せっかくEXILEなので、踊りがもっと見たかったということ。ダンスシーンが一番格好良かったのに…。愛之助がヒップホップ!?とハラハラしながら見ていたけど、思ったより踊れていたし、カーテンコールで福田沙紀がフツーに踊っていてびっくりした(代役かと思って確認してしまった)のに。MAKIDAIも、殺陣はいまいちだけど、踊ればさすがの格好よさだった。
DVDが出るらしいが、迷うなあ。ダンスシーンはぜひとも見たいけど、そのほかは別にいいや。
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