熊川のバジルは一度生で見てみたかったのだ。当たり役だけあって、さすが見応えアリ。ジャンプの高さ、軸がブレないシャープな回転、キレのある動きに目が吸い寄せられるよう。ステージに出てきただけで、パッと華があるのだ。
慣れた演目だけに余裕があって、茶目っけのある演技所々笑いをとるのもお手の物。キトリの荒井裕子は余り好きなダンサーではないのだが、熊川との息はぴったりで安定感がある。1幕最後のリフトはちょっと短くて、もっとたっぷり見せてほしかったかな。
エスパーダの遅沢佑介、格好いい役のはずなのに、三枚目がふざけてキメてるみたいで、笑い含みに思えるのはなぜだろう?踊りもうまいし、顔も悪くないと思うのだが…。
気になったことは、闘牛士のタイツが濃いショッキングピンクで、目にまぶし過ぎたことと、熊川の髪型。半端な長髪が膨らんで頭が大きく見えてしまい、体とのバランスが悪く感じた。
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