昨日の熊川版がよかったので、もうちょっといい席で見てみたくなり、急遽チケットを予約。12列目の真ん中よりで、通路のすぐ後ろという良席。周りに関係者のような人がいるなあ…と思っていたら、開演直前、客席が暗くなってから素早く隣の席に着いたのが熊川哲也でびっくり。気になって途中、ちょくちょく表情をうかがってしまった…。(芸術監督として、今の演技をどう評価をしているのかな、とか) 小声で隣の人に感想らしきことを話していたのだが、ほとんど聞き取れず。わかったのは、エスパーダがマントを投げるのが決まって「ナイス!」と言ったのと、ガマーシュのシーンで声をあげて笑っていたところ。リハも含めて何十回と観ているだろうに、笑っちゃうくらい面白かったのだろうか。
バジルは宮尾俊太郎。熊川の弟子、という感じで、腕の振りや演技に片鱗が見える。そのためか、前半はちょっと硬くなっているように思った。リフトがところどころ不安定だったのは、練習不足もあったのかな?1幕の最後のリフトが短くて、ちょっと残念だった。最後のソロは長身を生かしたジャンプに迫力があってよかった。
キトリのSHOKOは初めて見たのだが、素敵。スラリとした手足でのびやかな踊り。手や脚を上げると、空気をまとっているような、ふわりとした動きが印象的だった。テクニックも素晴らしく、バランスは長い時間自立してるし、3幕のフェッテなんか何度かトリプル入ってなかった?ぜひまた観てみたいダンサーだ。
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