2023年11月17日金曜日

11月17日 OSK日本歌劇団 REVUE in Kyoto 午後の部

一幕だけの70分のショー。京都ということで加えられた和物?のシーンは正直よく分からなかったが、洋になってからは申し分なし。全体的にテンポが早く、群舞がよく揃っていたし、チアリーダーの衣装でのロケットなんか涙が出た。このところスピード感が足りないように思っていたが、これぞOSKという勢いがあった。タンゴやフラメンコなど、様々なジャンルの踊りを見せる趣向で、ヒップホップもちゃんとダウンのリズムになっていてちゃんと乗れる。白燕尾のステッキ、黒燕尾のデュエットダンスなど、レビューならではの踊りも充実。惜しむらくは音楽が打ち込みで安っぽいことか。 迷っていたけれど、観に行って良かった。

和物のシーンは、光源氏やら義経やら弁慶やら幸村やらが現れるのが脈絡ない感じで、足元がブーツというのもなんちゃって感が…。坂本龍馬?らしき楊琳が大立ち回りの末、なぜか刀を鞘に収めてから討たれるのとか、展開も?が多い。 

ブギウギ効果で客席の入りがとてもよく、演者も乗っているのがよくわかる。カーテンコールの挨拶で楊琳が「OSKだけでなく歌劇を応援して」と言っていたのは、パワハラ問題で揺れる宝塚を意識してのことなのだろうな。

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