仕舞「源太夫」は金春憲和、「花筐」は櫻間金記に代わって金春安明。
狂言「御田」は山本東次郎のシテ。
ほのぼのとして祝祭感にあふれる演目。陽気な神職と、アド以下、7人の早乙女が華やか。
「関寺小町」は古式の小書き。
シテは本田光洋、ツレは子方の中村千紘、ワキは森常好にワキツレが3人。
金春流では一子相伝で宗家のみが演じていたところ、初めて宗家以外の能楽師が演じるという記念すべき舞台だったのだが、関寺を初めて観るということもあり、あまりピンとこないというか…。基本的に枯れた芸なのだろうが、子方とシテの舞比べとか、子方が凄く上手いというでなく、シテの動きが演技なのか老化なのか判然としなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿