「放下僧」
シテ藤波重孝、ツレ坂井音雅、ワキ野口能弘、アイ山本則孝。
シテに「小次郎/兄」とあり、ツレに「牧野小次郎」とあるのだが、どっちが小次郎?上演時間が35分ほどだったので、省略されていたのだろうか。
地謡が4人なのはコロナ対策か。マスクはしていなかった。
「文立山」
山本泰太郎、山本則秀。ちょっと早口?あまり笑えず。
「半蔀」
シテの角寛次朗が休演で武田志房が代演。ワキ福王茂十郎、アイ山本則重。
茂十郎のワキなのに、前半の里女とのやり取りがばっさりカットされ、造り物がしつらえられた五条の場面に移行する。タイムテーブルには40分とあったが5分くらい短かった。
小鼓の亀井俊一は登場時からうなだれたような姿勢で、力なく、心配になるほど。鼓の音色もさえなかった。
「鉄輪」
片山九郎衛門のシテ、ワキ殿田謙吉、アイ山本則秀。
半蔀ほどではないものの、ところどころ省略された上演。
九郎衛門は衣をパッと脱ぐ仕草が侍のように見えた。
客席は前後左右を1席ずつ開けて。あまりガラガラという感じはなく、ゆったり見られていいかも。
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