2020年2月8日土曜日

2月7日 少女仮面

冒頭の少女貝(木崎ゆりあ)と老婆(大西多摩恵)の場面に続き、喫茶「肉体」のボーイたちの場面は唐作品に力及ばずという感じで楽しめなかったが、春日野八千代役の若村真由美が出てきてからはぐっと引き込まれた。客席後方から、強烈なスポットライトを浴びて登場する煌びやかさ。低い声でのセリフが男役らしく、現役の宝塚の男役よりらしいのではと思うほど格好いい。貝と嵐が丘の一節を演じ、フィナーレで登場するところなど、思わず拍手しそうになったし。
無機質な舞台装置、ポップにボカロ編曲された悲しき天使など、杉原らしい味付けがはまっていた。
人形役の森田和真が上手い。

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