2017年5月24日水曜日
0523 桂吉弥独演会
やはりうまいと唸らされる半面、期待を上回ることはなく残念。「稲荷俥」ではマクラで米朝直伝という鳥に関する小話を披露。「くしゃみ講釈」はくしゃみをこらえる様子がやりすぎでないのがいい。新作の「とりたつ」は焼き鳥屋をめぐる話。スープを飲みながら働く女の愚痴をこぼす女性像に現実感が薄い。子どもを迎えに行く前に焼き鳥屋に立ち寄らないし、ましてスープ一杯だけ飲んでいく人なんているのか?オチかと思ったらまだ続く…という展開は工夫なのだろうけど、あまり成功しているとは思えなかった。
佐ん吉の「稽古屋」は踊りの所作や唄をたっぷり披露。前座の弥太郎は「転失気」。出だしを間違えたのはネタなのか天然なのか。
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