2017年4月29日土曜日
0429 唐組「ビンローの封印」
地下の偽ブランドマーケットを舞台に、元船員の男や地下マーケットのボスなどたくさんの登場人物が錯綜する。誰もかれもがいかがわしく、ナンセンスなやり取りががやがやと進む。「賑やかな芝居」というのはその通り。元船員・製造の福本雄樹が若々しく、一本気な主人公を好演。海賊のヤンは赤松由美。浮浪者のような恰好で登場し、途中で女であることがばれるのだが、胸をはだける必要があるのか?帽子を取ればいいのでは。主人公が憧れる船長の娘あかねの藤井由紀は登場シーンは短いのだが、舞台に出ると空気が変わるのがさすがだ。ラストシーン、公衆トイレが大海原へ漕ぎ出す船のようになる。不思議な幕切れ。
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