2017年4月24日月曜日

0423 桂南天独演会

凄くあったかい独演会だった。客席の熱が高く、温かい。 「ちりとてちん」のマクラで師匠南光がパンフレットに寄せた文章を読んで泣いたと明かし、内弟子時代の思い出を笑いを交えながらたっぷりと。感極まって落語ができなくなりそうなほどだったが、立て直して勢いのあるちりとてちんだった。客席のウケが異常なくらいいいののあって、予定時間を大幅にオーバーしたらしい。(後に出た紅雀によると25分が50分になった) 「だんじり狸」ほのぼのしたいい話だ。だんじり囃子に見送られるラストが変わっている。 「愛宕山」ブリーゼの広い空間を上手く使って、自然の中の広々とした雰囲気がよく出ていた。落語を聞いているのに、お天気空の下を歩いているような。

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