2015年10月19日月曜日
演劇集団キャラメルボックス「君をおくる」「水平線の歩き方」
60分の小品の2本立てなのだけど、どちらも見応え十分。ちょっとほろりときて、見終わったあとはすがすがしい感じが残るのがこの劇団のよさなのかな。
「君をおくる」
後で振り返ると、海外赴任で何年も帰ってこないからって離婚しなくてはならない理由がよくわからないのだが(だって、子供ができたと思っていたときは待つつもりだったのだし、事情が変わったのなら海外赴任の予定を変更してくれるくらいの柔軟性を今の企業は持っていると思う)、観ている間は引っ越しの手伝いで勘違いが勘違いを生んでおかしいことになってしまう可笑しさあり、じんわりくるいいセリフありで、内容の濃い1時間だった。
「水平線の歩き方」
水平線までの距離はたった4キロ余り。水平線の向こうにあるという死者の国はそんなに遠くはないのかも。
1人の男の成功と挫折を描いて、再生への希望まで、たった1時間でここまでのものを表現するってすごい。
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