2024年2月26日月曜日

2月26日 MONO「御菓子司 亀屋権太楼」

経歴詐称が明らかになった古い和菓子屋を巡る物語。 
江戸時代か続くという偽の由来を創業者の父が作ったことが発覚するが、次期社長の次男(尾方宣久)は父の死期が近いことを慮って公表には踏み切れないでいる。SNS時代の、過ちを糾弾する社会への対応を描くとともに、出来る弟に嫉妬する兄(水沼健)や、被差別部落出身の従業員(金替康博、奥村泰彦)やカフェ店長(高橋明日香)、本気出してないゆとり世代のアルバイト(渡辺啓太)なども絡んで盛り込みすぎの感も。とぼけた笑いを誘った和菓子職人の金替が面白かった。
舞台を囲む壁が収納にもなっていて、机や椅子などの道具を出し入れして場面転換するアイデアが秀逸。

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