2024年2月24日土曜日

2月24日 新国立劇場バレエ団「ホフマン物語」

福岡雄大のホフマン。男性ダンサーが主役なのに、4人の女に振られまくり、3幕とも絶望で膝から崩れ落ちて幕という可哀想な役。いろいろな踊りが見られてとても楽しめた。最後、やり切ったというような表情を見せた。

ホフマンの友人は速水翔悟、森本亮介、木下嘉人。速水がやはり踊りの伸びやかさで目を惹く。森本は回転ジャンプの後の着地が不安定だった。

オリンピアの池田理沙子は人形振りがキュート。小野絢子のアントニアはグランパドドゥもあり、女性主役? 病弱な役所ながら、死ぬ時は結構前のめりな感じ。ジュリエッタの柴山沙穂はオディールを思わせる役どころ。 

3幕を通してホフマンの敵役を渡邉峻郁。いろいろなタイプの悪の魅力で格好いい。

3幕の男性群舞の衣装、オリエンタルな感じで上半身裸なのがセクシーというより滑稽に見えてしまうのは何故だろう。特に短パンがいただけない。女性はそれなりにセクシーなのに(全体的にもうちょっと厚みは欲しいが)。

0 件のコメント: