2020年8月14日金曜日

8月11日 文菊のへや 第七夜

「死神」というので期待していたのだが、期待値が高すぎたのか物足りなかった。死神の造形が淡々としていたのは狙いなのかもしれないが、癖のあるキャラとして演じる噺家に慣れているので、凡庸に見えた。ラストの、蝋燭の火を移すところの主人公の描写はさすが。火を移すのには成功するが、死神に吹き消されるというオチはオリジナルか。

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