2018年9月26日水曜日

0924 第三十七回 テアトル・ノウ

東本願寺の能楽堂は庭を挟んで客席がある作り。青もみじや松の緑が美しく、雲りがちの空の色もよかった。音の抜けがいいのか、お囃子が柔らかく聞こえ、謡の詞も聞きやすかった。 「経正」 シテの味方玄はさっと首をきる動きがキリリとして印象的だった。 「柑子」 和泉流だからか、小笠原匡のセリフ回しはのんびりしているように感じた。 「融」 前シテの翁は最後、舞台のヘリから桶を垂らして水をくむ仕草。

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