2017年7月3日月曜日

0702 山海塾「海の賑わい 陸の静寂―めぐり」

コントロールされた動きは時に波に揺れる海藻のようで、時に無機質な物体のよう。ライトが変わるだけでそこが水中にも、砂漠にも見える。舞台上手には水の入った透明のボウルが下がっていて、場面に応じて上がったり下がったり。1時間半ほど、言葉なしの体の動きだけで観客を引き付ける。何を言わんとしているのか、はっきりとは提示されないのがかえって観客の想像力を広げるのだろう。

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