2016年9月23日金曜日

0922 劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」

大正天皇の一代記という、意外に硬派な芝居。歴史に埋もれがちな大正時代をクローズアップする意欲作だ。 松本紀保演じる貞明皇后節子役の目から語られる明治~大正~昭和の記録。松本紀保の落ち着いた気品のあるモノローグがいい雰囲気を作っていた。 大正天皇役の西尾友樹は病に倒れた後の様子がリアル。 明治天皇や昭和天皇との関係はフィクションなのだろうが、これも一つの歴史の側面なのかと考えさせられた。

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